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筋力弱くたどたどしく何もわかってない

フィギュアスケート

デュエルとコンペ

www.asahi.com 10月29日の早朝、自分の携帯画面に表示されていたのがこちらのニュースだった。詳細は後で調べようと思いながらも、これは波紋を呼びそうだなと寝ぼけた頭で思った。天彦さんがマスクを忘れてしまったのも、永瀬さんがそれを反則負けだと…

この苦い土にわずかな希望を

猫は飼い主が真剣であればあるほど、譲れない使命のように邪魔をしたがる。大切なweb会議に限って天袋からパソコンにダイブしてくるし、締め切りが迫っている時程どうしても一緒に昼寝しなければならないと訴えてくるし、テストの前日には頑としてノートと教…

自分を決めるボーダーラインについて・『金メダルの価値〜ハーディングとケリガン』(2013)

誰がどうしてそうなったのか。フィギュアスケートのオリンピック代表の座を巡って1994年に起こったナンシー・ケリガン殴打事件は、トーニャ・ハーディングの司法取引で幕を下ろしたこともあって、疑問がいつまでもついて回る。2017年の映画『I,Tonya』は、ハ…

グラディエーターと久能整

世界フィギュア2022が終わった。コロナ禍のイレギュラーなグランプリシリーズに始まって、オリンピックではドーピング問題、そしてウクライナ進行に伴うロシア勢の参加禁止と、あまりに激動すぎるシーズンだった。 モンペリエ開催ということで、自由を標榜す…

フィギュアスケーターたち

五輪のフィギュア競技を心待ちにしていた。なのに、まさかの目玉選手のドーピング疑惑に心乱される日々となってしまった。他人の努力から元気をもらおうだなんて甘いことを期待していた罰だろうか。結局、日々を照らす光というのは自分の中に見つけるしかな…

青い鳥とロケットマン

フィギュアスケートファンになり損ねた明確な瞬間というのが、自分の中にはある。1998年の長野オリンピック、15歳のタラ・リピンスキーが三回転三回転の高難度コンビネーションを立て続けに決めて、全米チャンピオンだったミシェル・クワンの前から金メダル…